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常磐興産「ホテルクレスト札幌」継承の「ホテルWBF札幌ノースゲート」、25日営業終了

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 JR札幌駅北口にある「ホテルWBF札幌ノースゲート」(札幌市北区北6条西4丁目)が、8月25日(火)で営業を終了する。前身の「ホテルクレスト札幌」の時代から28年、一旦ホテルとしての役割を終える。(写真は、25日に閉館する「ホテルWBF札幌ノースゲート」)

「ホテルWBF札幌ノースゲート」は、今年4月27日に約160億円の負債を抱えて民事再生を申請したWBFホテル&リゾーツ(本社・大阪市北区)が運営している。同社は、6月30日に約350億円の負債を抱えて民事再生を申請したWBFホールディングス(同・同)、ホワイト・ベアーファミリー(同・同)の3社とともに、星野リゾート(同・長野県北佐久郡軽井沢町)とスポンサー就任の基本合意を締結、事業再生の可能性について協議を行っている。こうした協議の過程で、「ホテルWBF札幌ノースゲート」の営業終了が決まった。

「ホテルWBF札幌ノースゲート」の前身は、1992年に開業した「ホテルクレスト札幌」。このホテルは、映画『フラガール』のモデルとなった「常磐ハワイアンセンター」を運営する常磐炭礦の子会社、常磐興産(本社・福島県いわき市)が運営していた。

 2012年6月にWBFホテル&リゾーツの前身、ジオ北海道(同・札幌市中央区)が運営を引き継ぎ、「ホテルノースゲート札幌」として開業、16年11月に「ホテルWBF札幌ノースゲート」にリブランドした。現在、JR札幌駅北口にはホテルが多く営業しているが、「ホテルクレスト札幌」はその走りになったホテル。開業から28年、一旦閉店となるが駅北口から至近距離にあるだけに、今後は継承先が現れるかどうかに関心が移る。


コロナ禍でも札幌市内はホテル開業相次ぐ 8月は5ホテルがオープン

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 コロナ禍で観光客が大きく減少している中、札幌市内では8月に入ってホテル開業が相次いでいる。当初の予定を延期していたホテルもオープンに踏み切るなど、利用客の回復が見通せない中で厳しい船出となっている。(写真は、「クインテッサホテル札幌すすきの」)

 国内のビジネスと観光を含めた新千歳空港利用客は、前年比30%程度という状況が続いており、国際線はゼロでインバウンド需要は蒸発したまま。札幌市内では、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった3月以降、新規ホテルの開業はなかったが、8月に入ってから開業に踏み切るホテルが増えている。

 1日にオープンしたのは、「クインテッサホテル札幌すすきの」(南6条西4丁目1ー2)、「ホテルフォルツァ札幌駅前」(北3条西2丁目1ー1)、「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」(北1条西7丁目)、 「ザ ノット札幌」(南3条西3丁目16ー2)の4ホテルで、8日には「フィーノホテル札幌大通」(南1条西6丁目8ー1)もオープンした。

「クインテッサホテル札幌すすきの」は、コアグローバルマネジメント(本社・東京都中央区)が運営するホテルで、札幌市内では「クインテッサホテル札幌」(南8条西5丁目)に続き2棟目。一面の銀世界を思わせるような真っ白なロビーが印象的で、冬の樹々をイメージした客室、夏の樹々の鼓動を感じさせるレストランなどが特徴的。客室数は155室、全室シモンズ社製ベッドを採用している。建物は京阪電鉄不動産(同・大阪市中央区)の所有。

(写真は、「ホテルフォルツァ札幌駅前」)

「ホテルフォルツァ札幌駅前」は、福岡地所(同・福岡市)のグループ会社、エフ・ジェイ ホテルズ(同・同)が運営する北海道初進出のホテル。内装デザインはフォルツァシリーズとして初めてカッシーナ・イクスシー(東京都港区)が手掛け、ラウンジは北海道らしい雪や氷に見立てたマテリアルを散りばめ、客室は4種類の雪をテーマにしたカラーでまとめている。髄所に北海道らしさが感じられ、これまでのフォルツァとは異なる表情のインテリアとなっている。客室はダブル161室、シングル111室、トリプル32室の計304室。

(写真は、「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」)

「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」は、「ホテルエルム札幌」跡に大京(本社・東京都千代田)と三信住建(同・東京都中央区)が建築主になって建設したもので、運営はUDS(本社・東京都渋谷区)が行う。同社は2019年5月に東京・新宿に「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」を開業しており、このシリーズの2棟目。日本特有の丁寧な様式やしつらえを継承・編集しながらナラやニレなどの北海道の木材と札幌軟石をデザインに取り入れ、北海道、札幌の歴史や文化に触れながら滞在できる。2階の大浴場には、湯治場として人気のある登別市カルルス温泉の源泉から運んでくる湯を利用している。客室数は182室。

(写真は、『ザ ノット札幌』をバックに手を寄せる関係者。左から和食ミシュランスターシェフ三枝展正氏、セコマ・丸谷智保会長、いちご・石原実副社長、千秋庵製菓・庭山修子社長、ABアコモ・阿部裕二社長)

「ザ ノット札幌」は、旧札幌千秋庵本店ビル跡地に、いちご(本社・東京都千代田区)と千秋庵製菓(同・札幌市中央区)が共同で建設したライフスタイルホテル。当初は4月オープンを目指していたが、コロナで資材調達が遅れたことなどから4ヵ月遅れのオープンになった。従来のホテルの概念にとらわれない新しい時代に求められる施設づくり、サービスの提供を目指している。「大自然の大都会で」をテーマにしており、2階フロントには道南杉や札幌軟石を使用、外壁の一部には江別産レンガタイルを利用した。1階には千秋庵製菓「札幌本店」とセコマ(同・札幌市中央区)の「セイコーマート ザ ノット札幌店」が入っている。客室数は140室、運営はABアコモ(同・東京都千代田区)。

(写真は、「フィーノホテル札幌大通」)

「フィーノホテル札幌大通」は、当初は7月に「ベストウェスタンホテルフィーノ札幌」としてオープンを進めていたが、コロナ禍のために開業を延期、8日に新ブランド「フィーノホテル」の1号店「フィーノホテル札幌大通」としてオープンした。運営は価値開発(同・東京都千代田区)グループのフィーノホテルズ(同・同)が担う。全145室で、シモンズ社製ベッドや空気清浄機、無線LAN(WiーFi)などを全室に完備。館内は温かみのある内装で落ち着いた雰囲気が特徴。客室はセミダブル・ダブル2タイプ・ツイン・フォースの5タイプがある。フィーノホテルズは、道内で「ベストウェスタン札幌大通公園」(中央区大通西8丁目2ー36)、「ベストウェスタンプラスホテルフィーノ千歳」(千歳市)を運営している。
 オープンした5ホテルの客室総数は926室で、8月以降も新規オープンが続く見通し。需要減の環境で供給は止まらず、ミスマッチの拡大に拍車がかかりそうだ。

「スーパーホテル札幌・北5条通」10月28日オープン

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 繊維製品卸の丸金浅野商事(本社・札幌市中央区)が、札幌市中央区北4条西12丁目の旧本社跡地を利用して建設中の「スーパーホテル札幌・北5条通」が10月28日(水)にオープンする。札幌市内の「スーパーホテル」は、「札幌・すすきの」(中央区南6条西2丁目8ー1)に次いで2棟目になる。(写真は、10月28日にオープンする「スーパーホテル札幌・北5条通」)

 丸金浅野商事は、2018年2月に本社を別の場所に移転して旧本社を解体。更地の一部は、時間貸し駐車場として利用しているが、残りの土地を使って「スーパーホテル」の建設を進めていた。敷地面積は約202坪(667・30㎡)で、そのうち約110坪(364・26㎡)を利用して鉄筋コンクリート造の地上10階建て建物を建設。延べ床面積は約734坪(2422・34㎡)、建物の高さは33mとなっている。

「スーパーホテル札幌・北5条通」には、天然温泉「大志の湯」(源泉は定山渓温泉)を設置、客室数は全107室。北5条・手稲通に面しており、近くには「ホテルルートイン札幌北四条」(北4条西13丁目1ー53)がある。「スーパーホテル」は、今年3月に「石狩」(石狩市新光南2丁目731ー2)をオープンさせている。今度の「札幌・北5条通」で道内9棟目になる。

1泊100万円「ポルトムインターナショナル北海道」最上級スイートの意外な人気

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 今年2月1日にオープンした新千歳空港国際線ターミナル直結の高級ホテル「ポルトムインターナショナル北海道」。インバウンドを主なターゲットにしていただけに苦しい船出となったが、最大で1泊100万円の最上級スイートルームには意外にも利用客が多いという。(写真は、新千歳空港国際線ターミナルビルと一体となっている「ポルトムインターナショナル北海道」=右側の高い建物)

 この高級ホテルは、新千歳空港国際線旅客ターミナルビル(1~3階)と一体となっており、ホテル部分は4~8階の延べ床面積約2万㎡で、ホテルへの投資額は160億円だった。国際線ターミナルビルは19年8月30日から供用開始になったが、ホテルは今年2月1日にオープンした。運営は、JR千歳駅前の「千歳ステーションホテル」や新千歳空港国内線ターミナルビルに直結している「エアターミナルホテル」などを運営している新千歳空港ターミナルビルディング(本社・千歳市)の子会社、碧雲堂ホテル&リゾート(千歳市)が担っている。
 
 館内には本格的な数寄屋作りの「茶室」や日本舞踊が鑑賞できる大広間があるほか、伊藤若冲の「伏見人形図」や浮世絵などもロビー、客室、ゲストサロンなど随所に展示されている。客室は、スーペリア(広さ43㎡)108室、ジュニアスイート(同63㎡)52室のほか各種スイート11室の合計171部屋。
 
 インバウンドを主な顧客と見込んでいたが、コロナ禍によって目算は大きく狂った。国際線の利用は、2月は22万人と前年からほぼ半減、3月以降、現在まで国際線は全路線が休止状態。そんな中で、意外にも健闘しているのが、最上級スイートの「数寄屋スイート」(広さ250㎡)。参考価格は100万円(消費税、サービス料、入湯税込み)が提示されているが、シーズンやプランによって変動するため実勢価格はそれよりも下回るとみられる。関係者によると、「IT関係や馬主関係などの国内利用客がいるようだ。中には何泊もする人もいる」という。
 国際線の復活の兆しは見えておらず、ホテル稼働率の上昇も見通せないが、「1泊100万円」の部屋の需要が意外にも底堅いことは一筋の光明と言えそうだ。

「ホテルモントレエーデルホフ札幌」増築着手、消えゆく 旧営林局跡地の緑

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「ホテルモントレ札幌」や「ホテルモントレエーデルホフ札幌」を所有しているマルイト(本社・大阪市浪速区)は、10月から「ホテルモントレエーデルホフ札幌」の増築工事に着手する。現ホテルの南側の庭園を利用して建設するもので、この増築工事によって、旧北海道営林局の面影を残していた木々はほぼなくなる。(写真は、「ホテルモントレエーデルホフ札幌」の増築部分の敷地。左が本館部分)

「ホテルモントレエーデルホフ札幌」(札幌市中央区北2条西1丁目1)は、マルイトが旧北海道営林局跡地を入札で取得、2000年12月にオープンさせたホテル。ウィーン文化に彩られたエーデルホフ(貴族の屋敷)がコンセプトで、12階から22階がホテル部分、2階から15階がテナントオフィスとなっている。ホテルの客室数は181室。

 今回の増築によって本館と新館で合計客室数を300室にするもので、既に南側の庭園部分で基礎工事を始めている。建築面積は約166坪(549・39㎡)で、ここに地下1階、13階建ての建物を建設する。延べ床面積は約1624坪(5359・76㎡)、建物の高さは45・79(既存部分の高さは93・81m)。建築主はマルイト、設計は鹿島建設一級建築士事務所(東京都)、監理は鹿島建設北海道支店一級建築士事務所(札幌市中央区)、施工は鹿島建設北海道支店(同)。オープンは、22年4月頃の見込み。今度の増築によって、一部で残っていた旧北海道営林局の面影はなくなる。

「JRイン札幌北2条」10月2日開業、JR北海道ホテルズが道内7棟目

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 JR北海道(本社・札幌市中央区)グループのJR北海道ホテルズ(同・同)は、2020年10月2日(金)に宿泊特化型ホテル「JRイン札幌北2条」(同市同区北2条西2丁目8ー1)をオープンさせる。JR北海道ホテルズは、5月18日に「JRイン函館」(函館市)を開業させており、コロナ禍の中、今年2棟目の展開を始める。(写真は10月2日にオープンする「JRイン札幌北2条」)

「JRイン札幌北2条」は、公益財団法人鉄道弘済会(本部・東京地千代田区)が1964年に竣工させた地下1階、地上7階建ての弘済ビル跡地に建設した。建築主は、鉄道弘済会でJR北海道ホテルズが運営する。
 ホテルは、鉄骨造の地下1階、地上13階建て。敷地面積約203坪(約673㎡)、延べ床面積は約1969坪(約6500㎡)。客室は、シングルルーム(部屋面積16㎡)173室、ダブルルーム(同17㎡)21室、ツインルーム(24㎡)10室、ユニバーサル(40㎡)1室の計205室。全室にシモンズ社製ポケットコイルマットレスを使用、加湿空気清浄機も完備した。素材や高さ、固さの22種類の枕を選べるコーナーがあるほか大浴場もある。
 
 JR北海道ホテルズの「JRイン」は、現在、札幌市内2棟のほか帯広市、旭川市、千歳市、函館市に各1棟の計6棟ある。「JRイン札幌北2条」は市内3棟目で、これによって全7棟、客室数1333室を展開するJRインチェーンになる。JR北海道ホテルズは、JRインのほか「JRタワーホテル日航札幌」(札幌市中央区)、「ホテル日航ノースランド帯広」(帯広市)も運営している。20年3月期の純利益は5億4700万円で内部留保は15億5700万円。

倶知安の旧「ファーストキャビン」、ABアコモが11月21日に営業再開

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 今年4月初めから休業していた虻田郡倶知安町にある高級カプセルホテル旧「ファーストキャビンニセコ・ぽんの湯」が、11月21日(土)に「トリフィートホテル&ポッドニセコ・ぽんの湯」として再スタートする。(写真は、営業していた頃の「ファーストキャビンニセコ・ぽんの湯」)

 倶知安町の国道5号線沿いあった旧「ファーストキャビンニセコ・ぽんの湯」は、大和ハウス工業(本社・大阪市北区)が18年11月、旧「DCMホーマック倶知安店」の建物を改装してオープンさせたホテル。運営は、ファーストキャビン(本社・東京都千代田区)のFC(フランチャイズ)会社だったが、ファーストキャピンが4月24日に自己破産したため、FC会社も「ぽんの湯」の営業を停止した。

 それからおよそ半年、全国で22のホテルを運営するABアコモ(本社・東京都千代田区)が大和ハウスから運営を受託、「トリフィートホテル&ポッドニセコ・ぽんの湯」として営業を再開することになった。

 ABアコモの阿部裕二社長は北海道出身で北海道への思い入れは強い。全国22ホテルのうち北海道では、「ラ・ジェント・プラザ函館北斗」(北斗市)、「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」(函館市)、「ラ・ジェント・ステイ札幌大通」(札幌市)、「ザ・ノット札幌」(同)、「ホテル・トリフィート小樽運河」(小樽市)の5施設を運営しており、大和ハウスとの繋がりも強い。新札幌地区の再開発で誕生する大和ハウス系ホテルの運営も同社が手掛ける見通し。

 倶知安では、北海道新幹線の札幌延伸に伴うトンネル工事や高規格道路の倶知安延伸に伴う建設工事が進んでおり、こうした工事関係者の宿泊需要が根強い。

星野リゾート、ウポポイ隣接のポロト湖畔に「界ポロト」2022年冬開業

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 星野リゾート(本社・長野県北佐久郡軽井沢町)は、2022年冬に温泉旅館「界ポロト」を北海道白老町にオープンさせる。今年7月にスタートしたウポポイ(民族共生象徴空間)の隣接地にあたる立地。(写真は、7月19日に開業した「ウポポイ」)

 白老町は、18年5月30日に公募型プロポーザルでポロト地区温泉施設等整備事業の事業者を、星野リゾートグループの白老ホテルマネジメントに決定した。この決定に伴い、同年6月28日に町は星野リゾートと「ポロト地区宿泊施設等整備に関するパートナーシップ協定」を締結した。この協定は、ウポポイを含めたポロト地区を一体として、集客・回遊の相乗効果をもたらす魅力ある施設整備に向けて互いに連携協力することを目的としている。

 この協定に基づいて星野リゾートは「界ポロト」を建設する。敷地面積約2691坪(約9774㎡)を利用して客室数50室規模とする。設計は、建築家の中村拓志氏で星野リゾートにとっては「界」の19番目、道内では勇払郡占冠町にある「リゾナーレトマム」、旭川市のーにある「OMO7旭川」に次いで3施設目となる。

「界ポロト」はポロト湖畔に面し、全室がレイクビュー仕様となる予定で、部屋からポロト湖畔の四季折々の景色が楽しめる。また、世界的にも珍しい植物由来のモール泉が湧出する白老温泉の日帰り入浴施設も「界ポロト」に併設して建設する予定。


「ユニゾイン札幌」から「KOKO HOTEL札幌駅前」に運営変更

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 ユニゾホールディグス(HD、本社・東京都中央区)の子会社、ユニゾホテル(同・同)は、「ユニゾイン札幌」(札幌市中央区北1条西3丁目3ー10)の運営を10月22日(木)で終了、同日以降の運営およびサービスの提供はKOKO HOTELSが行う。(写真は、「ユニゾイン札幌」)

 昨年、エイチ・アイ・エス(H.I.S)のTOB(株式公開買い付け)表明で始まったユニゾHDの争奪戦は、一部従業員がローン・スターと設立したチトセア投資(本社・東京都中央区)による従業員買収(EBO=エンプロイー・バイアウト)が今年4月に成立、ユニゾHDは6月に上場廃止となった。

 今回、ユニゾHD子会社ユニゾホテルが運営する「ユニゾイン札幌駅前」のほか、「ホテルユニゾ銀座一丁目」(東京都中央区)、「ホテルユニゾ福岡天神」(福岡市中央区)、「ユニゾイン広島駅前」(広島市南区)、「ユニゾインエクスプレス鹿児島天文館」(鹿児島市)の5つのホテルの運営およびサービスの提供がKOKO HOTELSに切り替わることになった。

 既に10月13日に「ホテルユニゾ銀座一丁目」は「KOKO HOTEL銀座一丁目」に変わっており、10月22日に「KOKO HOTEL札幌駅前」、10月29日に「KOKO HOTEL福岡天神」、11月5日に「KOKO HOTEL広島駅前」、11月12日に「KOKO HOTEL鹿児島天文館」にそれぞれ切り替わる。
「ユニゾイン札幌」は、16年1月21日にオープンした客室数224室の宿泊特化型ホテル。オープンから5年弱で運営者が代わることになった。

京王プレリアホテル札幌が1時間あたり1000円の個室レンタルオフィス

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 京王グループの京王プレリアホテル札幌(本社・札幌市北区北8条西4丁目11番地1)は、客室を利用した新たなサービスとしてあす28日(火)からレンタルオフィス事業を開始する。京王グループホテル初の取り組みで、6室を用意、1時間あたり1000円(以下いずれも税込み)で働く場を提供する。(写真は、京王プレリアホテル札幌)

 コロナ禍でオフィスの移転、縮小など働き方が変化していることを受け、客室のベッドやソファを撤去、専用のオフィス什器、備品を配置することで個室レンタルオフィスに転用する。営業時間は午前10時から午後10時までで、Aタイプ20㎡を3室、Bタイプ23㎡を3室用意した。設備は、可動式デスク4卓、カウンターデスク1卓、椅子は可動式4脚、非可動式1脚、無線WiーFi、ホワイトボード、テレビモニター32型、冷蔵庫、洗面台・トイレなど。推奨人数は4人。

 利用料金は、時間プランがAタイプ2000円、Bタイプ2200円(初回利用に限り最初の1時間1000円)、1日プランがAタイプ1万2000円、Bタイプ1万3000円(大浴場利用可能、応接室1時間1000円で利用可能)、1ヵ月プランはAタイプが15万円、Bタイプが18万円(同、同)。

 京王プレリアホテル札幌は、JR札幌駅北口徒歩3分の場所に2019年5月24日に開業した地下1階、地上17階建て、全359室のホテル。コロナ禍の中、稼働率は回復傾向にあるが、インバウンド需要は回復の兆しが見えていない。既存の宿泊需要だけにとらわれず新たなサービスを提供し、顧客が求めるホテルを目指すことにした。
 

小樽・船見坂に穴吹興産が「アルファベッドイン小樽駅前」、11月13日開業

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 穴吹興産(本社・香川県高松市)は、11月13日(金)にホテル「アルファベッドイン小樽駅前」を開業する。同社が手掛けるホテルとしては北海道初進出。現在、札幌市内にも「アルファベッドイン」を建設中で近く2館体制にする。(写真は、11月13日にオープンする「アルファベッドイン小樽駅前」)

「アルファベッドイン小樽駅前」は、JR小樽駅から至近で三角市場に隣接している小樽市稲穂3丁目10ー12の船見坂に立地している。1987年にオープンして2019年6月に閉館した地下1階、地上5階建てのビジネスホテル「INAHO」を穴吹興産が取得、リノベーションした。リノベーションのコンセプトは、OTARUノスタルジーで、アールデコ(1910年代から30年代にかけて欧州や米国で流行した装飾様式)のアートワーク(工芸品)やルームナンバー、ガラス細工の照明やマリンスタイルの照明など小樽の歴史的環境をアレンジしたインテリアデザインを取り入れている。

 客室は定員3人の「スタンダードツイン」(23・76㎡)、定員4人、2段ベッドの「バンク4」(26・69㎡)、定員7人の大家族向け「デラックス7」(44・14㎡)など5タイプ17室。食事は提供しないため、1階にはキッチン付きのシェアスペースを設置、スキーラック室、サイクルラック室などもある。
 穴吹興産は、札幌市中央区南1条西7丁目の旧細川ビル跡に、「アルファベッドイン札幌大通公園」(仮称)も建設中で、来年にも2館体制を構築する。

日本初の「リッツ・カールトン・リザーブ」、「東山ニセコビレッジ」開業まで45日

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 北海道虻田郡ニセコ町のリゾート「ニセコビレッジ」内で建設中の日本初の「リッツ・カールトン・リザーブ」ブランド、「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ」が2020年12月15日(火)のオープンまで45日を切った。ニセコでは今年1月にオープンした「パークハイアットニセコHANAZONO」(倶知安町字岩尾別)に次ぐ2棟目の世界的ラグジュアリーホテル(最高級価格帯のホテル)となる。(写真は、オープンまで45日を切った「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ」)

 米国のホテル大手、マリオット・インターナショナルの傘下企業であるリッツ・カールトン・ホテルカンパニーL.L.C.が運営する「リッツ・カールトン・リザーブ」は、「世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所」として、ラグジュアリー(贅沢さ、豪華さ)を宿泊客に提供するホテル。現在は、インドネシアのバリ島に「マンダパ・リッツ・カールトン・リザーブ」を展開しており、他にパナマやメキシコ、モロッコでも展開している。

「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ」は4階建てで客室数50室。付帯設備として2つのレストラン、ラウンジ、スパー、温泉、フィットネスセンターなどがある。ニセコ東山スキー場のゲレンデと直結しており、スキーイン、スキーアウトが可能となる。

 ニセコビレッジは、西武鉄道グループのコクドが、ニセコ東山スキー場、ニセコ東山プリンスホテル、ニセコ東山ゴルフ場などとして開発したリゾートで、バブル崩壊後に米系投資ファンドを経て2010年からマレーシアのYTLコーポレーションが取得、YTLホテルズが運営するようになった。

 旧ニセコ東山プリンスホテル新館は「ヒルトンニセコビレッジ」、同ホテル本館は「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」に名称変更しており、YTLホテルズの所有になって以降は、14年に「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」、19年には「ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ」を開業、今度の「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトン・リザーブ」はニセコビレッジで5つ目のホテルになる。

札幌・狸小路商店街に「ランプライトブックスホテル札幌」2021年開業、「本と旅するホテル」がコンセプト

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 ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ(本社・東京都港区)は、2021年春ごろに「ランプライトブックスホテル札幌」を開業する。「本と旅するホテル」をコンセプトに新しいホテルステイと読書のスタイルを提案する。(写真は、狸小路商店街から見た建設中の「ランプライトブックスホテル札幌」)

「ランプライトブックスホテル札幌」は、札幌市中央区南2条西7丁目5ー1に建設中で、狸小路商店街に正面出入り口を設ける。同社が展開する「ランプライトブックスホテル」は、「名古屋」(名古屋市中区錦1丁目13ー18)に次ぐ2棟目で、ホテル1階に24時間営業の本屋とカフェを併設。宿泊客には気になる本を客室に持って行ける「BOOKS TO GO」のサービスを提供する。
本屋では「旅」と「ミステリー」がテーマの本や、本に関連した雑貨も販売するほか、コーヒーやスイーツも提供、宿泊客だけでなく地元の本好きも気軽に利用できるようにする。

 ホテルは、敷地面積約136坪(449・64㎡)、建築面積約100坪(330・91㎡)、鉄骨造の地上9階建てで、客室数は112室、延べ床面積約850坪(2806㎡)、建物の高さは32・22m。設計、監理はフィルド(札幌市中央区)、施工は清水建設(本社・東京都中央区)の北海道支店(札幌市中央区)。建築主は、新築分譲マンションや戸建て住宅の建設販売、賃貸物件、建物管理などのユニホー(本社・名古屋市名東区)東京支店(東京都千代田区)。工期は、2019年11月1日から21年1月29日までとなっており、目下建設は最終段階を迎えている。

 狸小路商店街に正面出入り口があるホテルは、「ドーミーインPREMIUM札幌」、「ドーミーイン札幌ANNEX」、「ホテルサンルートニュー札幌」、「からくさホテル札幌」などがある。

京急電鉄の「plat hostel keikyu」北海道初進出、2021年4月ススキノで開業

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 京浜急行電鉄(本社・横浜市西区)は、新タイプのホステル「plat hostel keikyu」で北海道初進出する。現在、札幌市中央区南7条西2丁目2ー14で建物を建設中で、2021年4月16日のオープンを予定している。(写真は、建設中の「plat hostel keikyu sapporo sky」)

 ホステルは、ドミトリー(相部屋)がありシャワーやトイレが共用で宿泊者同士の交流も可能だが、京急電鉄はこうしたホステルのイメージを一新、ビジネスだけでなく自分の家のように寛げるホステルとして「plat hostel keikyu」を2019年3月から展開、現在は東京に4棟を運営している。

 今回、5棟目として北海道・札幌に初進出する。ホステル名は、「plat hostel keikyu sapporo sky」。東京と札幌と空で繋がっているというコンセプトで名付けたもので、ビジネスや一人旅、女子旅、家族や友人とのグループ旅など様々な利用に対応できるようツイン、ダブル、6人部屋、ドミトリーと豊富な客室タイプを揃える。各客室にはシャワー、トイレを設置、ドミトリー利用者には各階に専用のシャワーとトイレを設置している。また、キッチンやランドリーを完備、長期の滞在にも対応する。

 ホステル内は、美瑛の丘に咲く花の色をコンセプトに家具やインテリアを表現、また雪のイメージも加えて北海道の空と大地に包み込まれるようなデザインと空間になる予定。運営は、京急電鉄のグループ会社、Rバンク(本社・東京都渋谷区)が行う。

 建物は鉄筋コンクリート造の地上5階建てで延べ床面積は297・11坪(982・19㎡)、部屋数は50室、136人収容。設計、監理はアユミ建築設計(札幌市白石区)、施工はクワザワ工業(同)。建築主は合同会社GUU(札幌市中央区)。

香港系ファンドの「夕張リゾート」コロナ廃業、破産申し立てへ

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 夕張市のマウントレースイスキー場、ホテルマウントレースイ、ホテルシューパロ、合宿の宿ひまわりなど観光4施設を所有運営する夕張リゾート(夕張市末広2丁目4番地)が廃業し、破産申し立てを行うことを自社のホームページで24日に公表した。香港系ファンドが所有運営するようになって1年、コロナ禍による経営難で事業継続を断念した。(写真は、「ホテルマウントレースイ」)

 マウントレースイスキー場は、元々は地場資本が開設したが市と第3セクターが運営を承継。その後、1988年に松下興産が取得、ホテルマウントレースイの建設などリゾート施設を拡充して91年に拡大オープンさせた。しかし、松下興産の撤退で、2002年に市が施設を取得して運営を継続。5年後の07年には市が財政破綻したことにより、指定管理者制度により加森観光が運営を受託することになり、07年2月に加森観光は現地法人の夕張リゾートを設立した。

 加森観光による運営は10年間続いたが、同社は再延長せずに撤退。17年2月、市は施設を中国系の元大リアルエステートに約2億4000万円で売却し、夕張リゾートは元大夕張リゾートと名称を変えた。さらに、19年に香港系ファンドが施設を約15億円で取得、再び夕張リゾートに名称を戻し昨シーズンから営業を担っていた。

 夕張リゾートは、今年2月の北海道の緊急事態宣言発出以来、スキー場とホテルの営業を休止して営業再開のタイミングを模索していたが、コロナ禍の終息が見込めないため廃業を決めた。同社のホームページ上では、ライ・ユン・ナン代表取締役の名前で『夕張リゾート株式会社廃業についてのお知らせ』が掲載され、『冬には新型コロナウイルスが終息に向かい、例年通りお客様をお迎え出来ると見込んでおりました。しかしながら、北海道も全道にわたり感染者数の増加が継続し、終息の見込みが全く立たない状況が続いていることから、事業継続は困難になり、やむを得ず廃業し、破産申し立てを行うことを決断致しました』と書かれている。

 夕張のリゾート施設は、バブル崩壊や市の財政破綻などによって運営主体が頻繁に切り替わったが、これまでは法的整理には至らず運営は承継されてきた。夕張リゾートの廃業、破産申し立ての後に、果たして施設を承継する事業者は現れるだろうか。


札幌ススキノ、居酒屋「おれの札幌ビル」がホテルにリノベーション

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 札幌ススキノで新規ホテルの外観が見えてきた。総合不動産コンサルティングのビーロット(本社・東京都港区)が飲食店ビルをリノベーションしたもので、工事用シートが外され、紺色の外壁が印象的な建物になっている。
(写真は、営業していた頃の「おれの札幌ビル」=上とリノベーションされた「WISE OWL HOSTELS SAPPORO」)

 このホテルは、札幌市中央区南7条西6丁目6ー1に位置し、以前は、居酒屋「おれの札幌」が入る「おれの札幌ビル」だった。北見や千歳、網走でドライブインを経営していたオホーツク観光(本社・北見市)が展開していたが、2017年11月に同社は全店舗を閉鎖、「俺の札幌」も閉鎖された。

 その後、看板は取り外されて空きビルになっていたが、昨年末にビーロットが取得。ビーロットはホテル運営のワイズアウル(本社・東京都渋谷区)に賃貸、「WISE OWL HOSTELS SAPPORO」として展開する予定で昨年末からリノベーション工事に入っていた。

 当初のオープン予定は、2020年6月だったが、コロナ禍で工事は遅延、年の瀬になってようやく外観が見えてきた。ワイズアウルは、インバウンドをターゲットにしたホステルを運営してきたが、コロナ禍でマーケティングを転換。新たにシェアハウス感覚のマンスリー利用ができるホステルを21年1月に東京都墨田区に開業する予定で、札幌の物件もそうしたホステルとなりそう。

 1階は、地元食材を利用したシェアリングキッチンの「札幌横丁」(仮称)を展開する予定だったが、現在、ビーロットがテナントを募集している。

札幌ススキノ「スパサフロ」跡地にAL1が13階建てホテルを計画

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 札幌ススキノの都市型天然温泉・サウナ「スパサフロ」(旧サウナカプセル北欧、札幌市南6条西5丁目)跡地にホテル建設が、計画されている。(写真は、AL1が計画している仮称「LA HOTEL札幌3」の建設予定地)

「スパサフロ」は、旭観光リース(札幌市中央区)が1980年代後半に「サウナカプセル北欧」としてオープンさせたスパホテル。その後、旭観光リースの会社分割でM&Sスパ・プロジェクト(札幌市中央区)が2007年7月に設立され、「スパサフロ」に改称して運営を引き継いだ。しかし、施設老朽化などにより、2020年1月31日に営業を終了、4月から建物の解体工事が進められ、10月ごろには更地になっていた。 

 建築計画によると、敷地面積約318坪(1050・21㎡)のうち約176坪(583・46㎡)を利用して鉄筋コンクリート造の地下1階、地上13階建ての「LA HOTEL札幌3」(仮称)を建設する。延べ床面積は約2000坪(6602・78㎡)、建築物の高さは43・90m。着工は2021年3月1日ごろの予定。

 建築主は、建物解体の発注者で土地所有者のAL1(本社・横浜市中区)。設計、監理は有限会社本多健建築設計室(さいたま市大宮区)、施工は建物解体の事業者だったアーバンヤマイチ(本社・札幌市中央区)。ススキノ地区ではコロナ禍の中、建物解体後の更地は時間貸し駐車場として利用されることが増えているが、「スパサフロ」跡地はホテルが建設される。

福岡地所に続き西鉄も札幌進出、「ソラリア西鉄ホテル札幌」2月1日開業

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 西日本鉄道(本社・福岡市博多区)が札幌市中央区北4条西5丁目1ー2で建設していた都市型ホテル「ソラリア西鉄ホテル札幌」が、2021年2月1日(月)に開業する。西鉄グループのホテルとしては、北海道初進出。福岡に本拠を置くホテルの北海道進出は、20年8月にオープンした「ホテルフォルツァ札幌駅前」に次ぐ。(写真は、2月1日オープン予定の「ソラリア西鉄ホテル札幌」)

 ホテルはオフィスと一体となった建物で、「KKR札幌」と「北海道林業会館」の跡地(約550坪=1818・16㎡)を利用して建設。鉄骨造、地下1階、地上14階建て、延べ床面積は約5007坪(1万6524・66㎡)で、地下1階から2階、5~14階のホテル区画は西鉄が所有して西鉄ホテルズ(本社・福岡市中央区)が運営。また、3~4階のオフィス区画は一般社団法人北海道林業会館が所有して賃貸する。投資額は69億円。
 
 道庁旧本庁舎庭園を望む立地で、客室はエゾシカやエルム、ラベンダーなど北海道の景観色を取り入れており、北海道の自然と安らぎの空間を演出。大自然のロッジをイメージした客室や公園にいるような開放感溢れる客室など、北海道らしさを味わうことができる。最上階にはプレミアムルームなどを配した。全318室。2階のレストランは、道庁旧本庁舎側にあって一面ガラス張りで前庭を一望できる。朝食は、北海道の山海の幸やスープカレー、ジンギスカンなどご当地料理、ランチは道産食材をフレンチスタイルなどで提供する。
 
 福岡に本拠を置くホテルの北海道進出は、福岡地所(本社・福岡市博多区)のグループ会社、エフ・ジェイホテルズ(同・同)が20年8月にオープンさせた宿泊特化型ホテル「ホテルフォルツァ札幌駅前」(北3西2)に次ぐもの。

京急電鉄、札幌・二条市場近くでホステル「plat hostel keikyu」を計画

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 京浜急行電鉄(本社・横浜市西区)は、札幌の「二条市場」近くでホステルの建設を計画している。現在、4月オープンの予定でススキノ地区にホステルを建設しており、札幌市内2棟目になりそう。(写真は、京急電鉄のホステル建設予定地)

 京急電鉄は、新タイプのホステル「plat hostel keikyu」を2019年3月から展開、現在は東京に4棟を運営している。一般的にホステルは、ドミトリー(相部屋)タイプでシャワーやトイレが共用、宿泊者同士の交流ができるのが特徴だが、同社の「plat hostel keikyu」はこうしたホステルのイメージを一新、ビジネスだけでなく自分の家のように寛げるようにした。

 現在、札幌・ススキノ地区で北海道初進出となる「plat hostel keikyu sapporo sky」(中央区南7条西2丁目2ー14)の建設を進めており、4月16日にオープンする予定。今回計画しているのは、北海道2棟目となる「plat hostel keikyu」で、二条市場に近い中央区南3条東2丁目18ー1ほかで建設する。
 敷地面積は約81坪(269・50㎡)、そのうち約64坪(213・44㎡)を建築面積として使い、鉄筋コンクリート造の地下1階、地上9階の建物を建設する。延べ床面積は約496坪(1639・85㎡)、建物の高さは30・80m。着工は21年4月初旬を予定している。設計、監理はMIRAI建築設計(札幌市北区)、施工は未定。

穴吹興産が北海道2棟目の「アルファベッドイン」、「札幌大通公園」2月1日オープン

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 札幌市中央区南1条西7丁目20ー2にホテル「アルファベッドイン札幌大通公園」が、2月1日に開業する。穴吹興産(本社・高松市)が建設したもので、同社が手掛ける北海道のホテルとしては、昨年11月13日に開業した「アルファベッドイン小樽駅前」(小樽市)に続く2棟目となる。(写真は、2月1日に開業する「アルファベッドイン札幌大通公園」)

 穴吹興産は、2019年11月から旧細川ビル跡に「アルファベッドイン札幌大通公園」の建設を進めてきた。跡地約63坪(208・67㎡)のうち約38坪(125・55㎡)を使って建設した鉄筋コンクリート造の9階建て。部屋数は26戸で、延べ床面積は約377坪(1245・66㎡)、設計、監理はファウンド(札幌市中央区)が担当した。
 立地場所は、南1条通(電車通)沿いで札幌市電「7丁目停留場」の前。ススキノにも大通公園にも近い。全26室は広さ12坪(40㎡)以上で、1室6人まで宿泊可能。全室のバス、トレイはセパレートタイプでミニキッチンが付いており自炊もできる。

 運営は、穴吹興産のグループ会社、あなぶきスペースシェア(本社・高松市)が行う。同社は、住宅宿泊事業や簡易宿所の開発、運営、管理を行っており、香川県や広島県、福岡県、岡山県などのホテルを運営している。北海道では、既存ホテルをリノベーションした「アルファベッドイン小樽駅前」に続く2棟目で、札幌に初の拠点を有することになる。

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